なぜ相続について考えなければならないのか?
2018.04.18
税理士の池田です
今後、定期的に相続や税金に関する情報をお伝えしていこうと思います
身近に起きる相続や税金に関する疑問を、少しでも解決できれば幸いです
今回は、そもそもなぜ相続について考えなければならないのか?という疑問についてお伝えしたいと思います
「相続」という言葉から、親族間で揉めるようなイメージをもたれると思いますが、実際に遺産の大小にかかわらず、相続の揉め事などの相談件数は年々増加してきています
やはりどんな人も少しでも多くの遺産が欲しいと思い、なかなかスムーズで円満な遺産分割を行うことができないケースも多く見受けられます
ただ、多くの遺産がもらえたとしても、その後親族間の関係が悪くなったり、弁護士費用など多額の費用が発生したり思っている以上に、様々な代償も出てくることもあります
相続はいつ起きるか分かりません
何年経っても発生しないこともあれば、もらおうとしていた人が先に亡くなることもあります
起きてからでは、亡くなられた方の想いも分からず、ただただ遺族の間での機械的な遺産の分配で終わってしまいます
また、相続税が発生する場合は、事前に対策していれば納税を少なくできた可能性もあります
そのためにも、生前から「相続」について考え、話し合い、準備をし、いつ発生しても争いが起きない「相続」を実現していきましょう!
具体的に必要な準備については、次回からお伝えしていきます