まずは自分自身の状況を確認しましょう
2018.04.23
「相続」について考える上でまず準備しなければならいないことは、自分自身のことを
把握することです。
① そもそも自分が亡くなると誰が相続することになるのか?
② 自分自身にどれだけの収入があってどれだけの支出があるのか?
③ 自分自身の財産はどれくらいあるのか?
についてまず確認し、自分自身ことを整理していきましょう。
① 誰が相続することになるのかは、詳細は「2017.08.16」のコラム参照にしてください。
また、相続人以外の人に財産を渡す場合は遺言が必要になりますので、そのことも頭に入れておいてください。
ちなみに、相続人の数が多ければ相続税が少なくなることもあります。
② 次にご自身の収入・支出がどれだけあるのかを確認してください。
これを確認することによって、毎年どれくらいのお金が貯まっているのか把握することができます。
これらのお金を何にも使うことがなけれは、将来、相続財産となって相続人に引き継がれるものとなります。
③ ご自身の現在ある財産について確認してください。
財産とは、現預金や不動産、株式などの財産だけでなく、ローンや借入金などマイナスの財産についても
確認するようにしましょう。
これらの現状を把握する際に、併せて確認してもらいたいのが、相続税の有無です。
相続税は現在、相続財産の価額が、「3000万円+600万円×法定相続人の数」の金額を超えなければ相続税が発生することはありません。
先ほどの①~③の内容を把握することができれば、簡易的にでも相続税がかかるかかからないかを確認することができますので、
ぜひ一度確認しておきましょう!